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ガールズグループizna、ニューシングル「SIGN」を発売…「愛の歌に舞台に向けた切実さの夢を盛り込んだ」

2025年03月31日

「ステージに向けた真心と切実な気持ちを新曲に盛り込んでみた」(パン・ジミン)
新人ガールズグループiznaが、31日にニューデジタルシングル「SIGN」を出して、激しい歌謡界の“桜大戦”に合流した。
昨年オーディション番組を通じて結成されたチェ・ジョンウン、ユ・サラン、パン・ジミン、ココ、マイ、チョン・セビ、ユ・ジユンの7人のメンバーは、グループ名と同じデビュー曲「IZNA」で、K-POP市場に名を知らせた。彼女たちは、“自分”をメインテーマに、都会的でシックな魅力を前面に出し、主要年末歌謡授賞式に出演するなど、デビュー初年度の活動を成功裏に終えた。
iznaが約4か月ぶりにリリースしたカムバック作「SIGN」は、鮮明な信号で愛を伝える勇気と確信を歌ったラブソングで、中毒的なメロディーとかすかな歓声が特徴的だ。
カムバックを控え、インタビューに応じたiznaは、「『SIGN』は、愛に関する楽曲だが、各自が持つ“夢”にも代入できる楽曲だ」と紹介した。
メンバーたちは、「愛する相手に向けた私の気持ちを伝える楽曲の内容は、夢に向かって走っていくというふうにも解釈できる」とし、「練習生の時は舞台に上がる機会がなかったため、未来が真っ暗なままひた走っていた。待ちに待ったステージに、私のときめきを伝えるという気持ちで歌った」と語った。
パン・ジミンは、「『IZNA』が私たちのアイデンティティを知らせるシックで自信のある楽曲だったとするなら、『SIGN』は、メンバーたちの演技力、まなざし、音色で多様な魅力を感じられる楽曲だ」とし、「おぼろげなメロディーと感覚的な歌詞が特徴だ」と紹介した。
激しいオーディション番組を通じてデビューした彼女たちは、舞台に向けた切実さが誰よりも強かったようだった。
グループの末っ子である17歳のチョン・セビは、「オーディション番組のステージごとに、異なる姿と成長した面を見せなければならないという欲が、番組が進むにつれ、ますます大きくなった」としながらも、「放送途中に、私自信を信じなかった瞬間はなかった。自信を持っていたので、つらい瞬間を乗り越えてiznaになることができた」と堂々と語った。
彼女は、幼い頃から人前で踊ったり歌ったりするのが好きで、小学6年生の時から歌手の夢を抱いていたという。いつもプロフェッショナルな姿を失わずに、ステージでキラキラ輝くIVEのチャン・ウォニョンがロールモデルだ。
パン・ジミンは、「オーディション番組の特性上、次の会の舞台に立つことができない可能性もある」とし、「そのため、ステージの大切さと夢に対する切実さを学ぶ時間だった」と振り返った。
5年以上という長い練習生活をした彼女は、この時期を耐えた原動力として「日記」を挙げ、「つらいことがあるたびに、毎晩ノートに私の感情を率直に書き下ろしていった」とし、「オーディション番組の期間には、信用できる人は自分しかいなかったので、ノートでは自分自身に素直になりたかった。デビューして、日記帳を改めて開いてみると、当時、本当にさまざまな感情を抱いていたことが分かった」と述べ笑った。
21歳でグループの最年長であるマイは、日本人メンバーだ。“早期教育”が日常化された最近のK-POP市場で、高校を卒業してから韓国で練習生生活を始めた。彼女は、同年代の仲間たちがサバイバルオーディション番組に大勢参加する姿を見て、「今でなければできない」という思いで、オーディション番組に挑戦し、デビューへのチケットを獲得した。
マイは、「K-POP歌手はステージ以外にも演技やグラビア撮影など多様な方法で、自分の魅力を表現する点に惹かれた」と述べた。
iznaはデビュー後、もう一人の日本人メンバー・ココの故郷である大阪で開かれた音楽授賞式に出演した。ココは、「舞台に上がった私たちを見て、家族全員が喜んで、私も幸せだった」と語った。
iznaは、今回の「SIGN」の活動を通じて、より多くのファンや大衆にグループを知らせたいと語った。特に、春の大学祭のステージに立ち、ファンと近くで息を合わせるのが夢だと付け加えた。
ユ・サランは、「デビュー時は、とても緊張して、ファンを見ることよりも、カメラを探すのに必死だった」とし、「さまざまな経験をしていく中で、ファンとコミュニケーションを図る方法も分かるようになってきた。今回は、ファンと疎通をしながら、ステージを愛する姿をきちんと見せしたい」と語った。
マイも、「韓国だけでなく、さまざまな国で私たちの魅力を知らせるアイコニック(Iconic)な姿をお見せしたい」と強調した。
「iznaを一言で表現するると虹だ。サバイバル番組で集まったぶん、各自多彩な魅力を持っている。その魅力をひとつに集めて、他のグループとは差別化されたiznaだけの個性を出したい」(チョン・セビ)

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