LE SSERAFIM、「新譜『HOT』、タイトルは強烈だが叙情的なメロディーが意外」
2025年03月17日

「タイトルだけ聞くと強烈なのに、叙情的なメロディーが意外な楽曲。今まで聴いてきたタイトル曲とは、また違った新しい感じがすると思う」(キム・チェウォン)
ガールズグループLE SSERAFIMが、前作とは完全に違うカラーの音楽を引っさげて、歌謡界の“桜大戦”に合流した。これまで、「Fearless」、「Antifragile」、「Unforgiven」など、無彩色が連想される都会的で、シックな音楽を披露してきた5人のメンバーは、叙情的メロディーを前面に出して、音楽的変身を図った。
LE SSERAFIMは最近、ソウル・広津(クァンジン)区で開かれた5thミニアルバム『HOT』の発売記念ショーケースで、「今回のアルバムには、叙情的な『HOT』を含め、私たちの変わった姿をお見せすることができる多様な楽曲が用意された」と紹介した。
『HOT』は、タイトルから推察できるように、メンバーたちが愛することに、すべての心を注ぐ熱い態度を扱った作品だ。冷笑的でクールなのがステキだと思われる世相とは異なり、「愛することにすべてを燃やす」という彼女たちだけのメッセージが盛り込まれた。
このアルバムは、昨年2月の『EASY』、8月の『CRAZY』に続く、3部作の最後の章でもある。
グループの末っ子、ホン・ウンチェは、「『EASY』では不安や悩みに向き合い、『CRAZY』では、悩みに包まれず、みんな一緒に取り乱してみようと歌ったとするなら、3部作の最後のアルバム『HOT』は、ますますしっかりした重いと成長を語りたかった」と説明した。
アルバムには、同名タイトル曲「HOT」をはじめ、イントロトラック「Born Fire」、イギリスの有名バンドJungleのメンバー、ジョシュ・ロイドとリディア・キットが楽曲作業に参加した「Come Over」、炎が消えた灰から生命が生まれる瞬間が描写された神秘的な雰囲気の「Ash」、有名ゲーム「オーバーウォッチ2」に使用され、メンバーのキム・チェウォン、ホ・ユンジン、ホン・ウンチェが楽曲の作業に参加した「So Cynical」など5曲が収録された。
タイトル曲「HOT」には、結末が分からなくても好きなことのために、すべてを燃やすという意志が盛り込まれた。ロック・ディスコを加味したジャンルのナンバーで、既存の代表曲とはまったく異なる叙情的なメロディーが特徴的だ。特に、ラップが中心になった前作の「CRAZY」とは、雰囲気が180度違う。
ホ・ユンジンは、「『HOT』の感性や叙情的な話がビンテージで、レトロな感じとよく合っていた」とし、「こんなふうに(以前と)大きく異なる新しい挑戦をして、新しい魅力をお見せできそうだ」と語った。
キム・チェウォンも、「変わった姿をお見せできると思い、研究と苦悩を重ねた」とし、「このアルバムを通じて、幅広いジャンルをこなせるグループになりたいという気持ちがある。」と付け加えた。
メンバーはこの楽曲を通じてデビュー後、初めて “愛”という感情を歌ったりもした。
ホ・ユンジンは、「解釈によって、他の“包括的な愛”を話したかった」とし、「この愛の対象は、仕事かもしれないし、趣味かもしれないし、まだ不安定な私の姿かもしれない。私の足りないところを好きになってくれる対象かもしれない」と指摘した。
LE SSERAFIMは、「HOT」のMVでディストピア的な空間で、自由を取り戻すため冒険に出かける演技を繰り広げた。360度カメラ撮影と魚眼レンズを利用したワンテイク撮影が、面白さを添えた。メンバーたちは、「HOT」のパフォーマンスでムーンウォークも披露するなど、念を入れた。
2022年にデビューしたLE SSERAFIMは、5月に3周年を迎える。彼女たちは来月、仁川(インチョン)のインスパイアアリーナを皮切りに、名古屋、大阪、北九州、埼玉、台湾の台北、香港、タイのバンコクなどを回るデビュー後初のワールドツアーも行う。
この3年について、キム・チェウォンは、「年末のステージのために、明け方まで練習していたことを思い出す」とし、「本当に(すべてを)燃やしたようだ」と振り返った。
サクラは、「カムバックするたびに、(アルバムを通じて)私たちの話をすることができ、さまざまな音楽ジャンルに挑戦している。成長する感じがして、気分がいい」と感想を明かした。
彼女は特に、「本来は、過程より結果を重要視するタイプだが、LE SSERAFIMとしてデビューしながら、結果より過程が重要だということに気付いた」とし、「私たちの手を離れて行われる評価である結果は変えることはできないが、過程はその瞬間に最善をつくせば変えることができると思った。『結末が分からなくても、好きなことのために燃やす』という今回のアルバムのメッセージも、私が生きてきた方式と似ていて心に響いた」と語った。
「過去の私が(今の)私を見た時、後悔しないよう瞬間ごとに最善を尽くしたい。そのように最善を尽くせば、『HOT』がアメリカ・ビルボードの『Hot100』に入るのではないだろうか?(笑)」(サクラ)
