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『ヒットマン2』、今月22日に韓国で公開

2025年01月16日

チェ・ウォンソプ監督のコメディ・アクション映画『ヒットマン エージェント:ジュン』は、2020年の公開当時、大きなヒットは期待されていなかったが、旧正月連休の需要に恵まれ、240万人の観客を動員した。

5年ぶりに登場する続編『ヒットマン2(原題:히트맨 2)』も同じ戦略を選び、公開日を25日から6日間続く旧正月連休直前に設定した。

特殊要員出身のウェブ漫画家“ジュン”(クォン・サンウ)は、自身の経験をもとに描いたウェブ漫画『暗殺要員ジュン』がヒットし、富と名声を手にする。しかし、すぐにネタが尽き、シーズン2の内容は迷走。そのせいで1点台の評価を受ける廃れた作家に転落する。

心機一転した彼は、読者の心を取り戻す興味深いストーリーの漫画を描くが、その内容と同じ出来事が現実で起き、事件の容疑者となる。彼に恨みを持つ世界中の悪党たちが次々と韓国に集まり、窮地に追い込まれる。

全体的にスケールが大きくなったパート2。爆発や銃撃のアクションシーンが続き、ジュンのウェブ漫画をもとにしたアニメーションも華やかになった。

ジュンが主に笑いを担当していたパート1とは異なり、パート2では彼の上司“ドクギュ”(チョン・ジュノ)やエース要員“チョル”(イ・イギョン)の出番が増え、コミカルなシーンが多彩に演出された。

チェ監督は15日、ソウル・CGV龍山(ヨンサン)アイパークモールで行われた試写会後の記者懇談会で「パート1を書いていた時からシリーズ化を念頭に置いていた。パート2ではアクション、美術、アニメーションなど多様な見どころを届けたかった」とし、「多くの方に楽しんでいただけたら、パート3も制作すると思う」と語った。

22日に韓国で公開される。15歳以上観覧可で上映時間118分だ。

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