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「2024ソウル国際映画大賞」、主演女優賞にキム・ヨンオクとナ・ムニ

2024年12月06日

俳優のキム・ヨンオクとナ・ムニが、「2024ソウル国際映画大賞」の主演女優賞を共同受賞した。
社団法人韓国映画俳優協会は5日午後、ソウル・中(チュン)区のロッテホテルで、「2024ソウル国際映画大賞」を開き、18部門の授賞を行った。
今年の主演女優賞には映画『遠足(原題:소풍)』のキム・ヨンオクとナ・ムニが、主演男優賞には映画『彼女が死んだ(原題:그녀가 죽었다)』の俳優ピョン・ヨハンが選定された。
また助演男優賞はキム・ジェチョル(『破墓/パミョ』)、助演女優賞はイ・ユンジ(『ドリームパレス(原題:드림 펠리스)』、映画俳優たちが選定した最高俳優賞はチョ・ジヌン(『DEADMAN 消された男』)、審査委員特別賞はオム・テグ(『遊んでくれる彼女』)が受賞した。
今年の作品賞は映画『犯罪都市 PUNISHMENT』が、監督賞は映画『脱走(原題:탈주)』のイ・ジョンピル監督に与えられた。
特別功労賞には俳優の故キム・スミさんが選定され、彼女の息子の妻で俳優のソ・ヒョリムらが、代理受賞した。
特に今年の国際映画祭の転換と共に、アジア俳優たちに対する授賞も新たに導入し、アジア新人俳優賞には台湾のレジーナ・レイが、アジア人気俳優賞には中国のルオ・ミンジェがそれぞれ選定された。
授賞式は、2023年4月から2024年10月まで公開された映画やドラマ、OTTシリーズを通じて公開された作品を対象に審査が行われた。
審査委員には委員長のイ・チャンホ監督をはじめ、俳優のトッコ・ヨンジェやキム・ボヨン、映画評論家のファン・ヨンミ、ユン・ジェギュン監督など7人が参加した。
韓国映画俳優協会のイ・ガプソン理事長は、「新しい名称と共に、より発展した形態、そしてソウルを代表する映画授賞式として執り行っていく」と明らかにした。
一方、2012年に「大韓民国トップスター賞授賞式」などとして11回開催されたこの授賞式は、今年からソウル市の予算支援と共に「ソウル国際映画大賞」と名称を変更した。

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