ユ・ジェソン監督のスリラー映画『眠り（原題:잠）』と帰ってきたコメディーフランチャイズ『家門の栄光：リターンズ（原題:가문의 영광: 리턴즈）』（以下、家門の栄光6）が週末の劇場街でツートップの戦いを繰り広げる見通し。

22日、映画館入場券・統合ネットワークによると、『眠り』は前日2万5千人あまり（売上額シェア率22.3％）の観客を集め、ボックスオフィスの1位となった。累積観客数は約119万人になった。

イ・ソンギュンとチョン・ユミが主演したこの映画は今月6日に公開後からずっと首位の座を奪われていない。

『家門の栄光6』は公開日である前日、2万1千人あまり（21.2％）を動員し2位で出発した。

チョン・テウォン＆チョン・ユンギ監督が演出した『家門の栄光6』は2012年に『家門の帰還』以降、11年ぶりに登場した『家門の栄光』シリーズの新作。末ミスメを有名作家と結婚させるために陰謀を企てるチャン氏一家の作戦を描いた。

秋夕（チュソク、中秋節）の連休を狙った映画がまだ公開されていないだけに、今週末にも『眠り』と『家門の栄光6』が1位と2位を争う見通し。

秋夕の映画の中ではカン・ドンウォン主演の『チョン博士退魔研究所：ソルギョンの秘密（原題:천박사 퇴마연구소: 설경의 비밀）』が前売り率の順位の首位に上っている。前売り率は24.3％、前売り観客数は7万6千人あまり。

秋夕連休直前の27日に公開するこの映画は、キム・ジウン監督の『クモの巣（原題：거미집）』、カン・ジェギュ監督の『1947 ボストン（原題：1947 보스톤）』と競合する予定。

『クモの巣』と『1947 ボストン』はそれぞれ前売り率が15.1（約4万9千人）、14.0％（約4万5千人）を記録している。