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SEVENTEEN、“HOT”で‘HIT’なワールドツアー「BE THE SUN」をスタート…CARATも大合唱で愛に応える

2022年06月28日

「もしかしたらまだ完璧でない愛なのかもしれないけど/古びた本のように隠れている果てしない物語を作りたくて/古くさくて くたびれた使い物にならない僕を探しても/深い香りとなって残るよ 完全な愛になるまで…」
25日午後、ソウル・九老(クロ)区の高尺(コチョク)スカイドームには、詰めかけた1万7,500人の観客の大合唱が響き渡った。メインボーカルのスングァンが、「ファンの皆さんとぜひ一度歌いたかった」と言って、マイクを客席に向けると、ファンたちは歓声ではなく、巨大なハーモニーで期待に応えた。
ほかでもない、ボーイズグループSEVENTEENのワールドツアー「BE THE SUN」のソウルコンサートでの話だ。
メンバーたちが、大合唱と歓声を再び浴びるまでに、かかった時間は実に2年4カ月。
今回のコンサートは、新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降の韓国での単独公演としては、最大規模(1回あたりの人数基準)となった。
SEVENTEENは、最近リリースした4thアルバムのタイトル曲「HOT」で、公演のオープニングを飾った。
燃える太陽を表現したオブジェの下に、ゴールドの装飾が施された黒の衣装を身にまとったメンバーたちが登場すると、場内には割れんばかりの歓声が広がった。ファンたちは「こんにちは CARAT(SEVENTEENのファン)の喜びよ いつもそばにいてくれてありがとう」というプラカードを持ってSEVENTEENを迎えた。メンバーたちも2年4カ月ぶりに開かれる対面のワールドツアーにワクワクする気持ちを隠せなかった。
SEVENTEENは、普段よりダンスに力を入れていたようだった。ホシは、上着をそっと脱いで割れた腹筋をアピールし、ファンを楽しませた。
そして、映画『マッドマックス』のように荒涼な背景の左右にバイクを置いたセットで、彼らは荒々しい魅力の「March」のステージを飾った。緑色のレーザーライトが場内を照らす中で歌った「HIT」は、スパイ映画を彷彿とさせた。
SEVENTEENはその後、「Rock With You」、「MANSAE」、「Left & Right」などのヒット曲を披露し、場内を盛り上げた。
そして「VERY NICE」のステージでは、色とりどりの紙吹雪がステージに降り注ぎ、観客は一緒になってぴょんぴょんと飛び跳ねた。メンバーたちは振り付けをこなしながらも、頭を上下に振りながら全身で楽しんだ。
SEVENTEENのコンサートでは欠かせないメンバーたちのユニットステージも用意された。グローバルファンのために、日本語曲「24H」や英語曲「Dar+ling」を披露した。
15日、肘の手術を受けたメンバーのジョンハンは、右腕にギプスを着けながらも、できるだけ振り付けをこなそうとする情熱を見せ、ファンたちの拍手喝さいを浴びた。
彼は「本当に久しぶりに高尺スカイドームでCARATと集まった。歓声を聞きながらやるコンサートを諦められなかった」とし、「僕が最善を尽くして生きていけるようにしてくれてありがとう」と述べた。
SEVENTEENは、しばしキレのあるダンスをやめ、持ち前のトーク力を披露する時間も持った。自己紹介や最初のトークだけで30分があっという間に過ぎるほどで、その後もファンとやり取りしながら、トークは展開された。
バーノンは「オープニングの曲が流れた時に、公演会場が(観客で)いっぱいになっているのを見て、心臓が張り裂けそうだった」とし、「僕たち全員が、一生懸命準備したので楽しんでほしい」と胸いっぱいの感情をあらわにした。
ホシは「久しぶりの公演なので、パフォーマンスに気を遣った」とし、「寝る時間を削って、スケジュールの合間に準備した。CARATに久しぶりにお見せするステージなので、パフォーマンスとは何かをお見せしたかった」と述べた。
S.COUPSは「SEVENTEENが、K-POPをこれほどまでに圧倒している」とし、「昨日、とおしのリハーサルをした。『Shadow』の振り付けは、まさに昨日、完成した。とても爽快だった」とのエピソードも紹介した。
SEVENTEENはアンコール曲を含め、20曲を超える豊富なステージでファンたちに応えた。
同日のソウルの気温は、30度前後だったにも関わらず、公演開始の数時間前から高尺スカイドーム周辺はファンたちでごった返した。まるで彼らの人気を示すかのようだった。
ファンたちはうちわやハンディファンで暑さをしのいだり、ミネラルウォーターで水分補給をしたりしながらも、明るい表情で入場を待った。“TEAM SVT”というオブジェの前で記念写真を撮ろうと、長蛇の列ができていた。
SEVENTEENは最近、4thアルバムでビルボードのメインアルバムチャート「Billboard 200」の7位を獲得するなど、グローバルな人気を誇った。同日の公演会場には世界各国から来たと思われる外国人の姿もあった。
忠清南道(チュンチョンナムド)天安(チョナン)市で英語教師をしているイギリス人のファンは、「SEVENTEENは、息ぴったりのキレのあるダンスがとてもステキ。メンバーたちが家族のように仲がいいのが見ていて楽しい」とし、「今日の公演で『HIT』のステージが見ることができて良かった」と述べた。
京畿道(キョンギド)南楊州(ナムヤンジュ)から来た韓国人ファンは、「コロナ禍でSEVENTEENを知ったので、今日初めて彼らの公演を見た」とし、「最近発売された4thアルバムのステージを見ることができた」と明かした。
SEVENTEENはソウル公演に続き、バンクーバー、シアトル、オークランド、ロサンゼルスなど北米12都市、ジャカルタ、バンコク、マニラ、シンガポールのアジア4都市、大阪、東京、愛知の日本3都市まで計20都市でワールドツアーを行っていく。
ホシは「今回の公演は、僕たちが一番欲を出したコンサート。久しぶりだからキューシート(コンサートの進行)にも携わった。体力の配分をしないといけないのに、CARATを前にするとやっぱりうまくいかない。僕の肌をお見せすることはできないけど、鳥肌が立った」と述べた。

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