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女優ソ・ヒョンジン、映画『カシオペア』でアルツハイマーを患う難役に挑戦「祖母を思い出し涙が出た」

2022年05月27日

「(映画を撮影しながら) 両親に会いに行ったが、『私の娘の顔がない』と言われた。私が役柄にとても馴染んでいるみたいだと思った記憶がある」
名実ともに“ロコクイーン”としてお茶の間にときめきを届けている女優ソ・ヒョンジンが、今度は映画『カシオペア (原題:카시오페아)』でスクリーンを通じて感動とねぎらいを伝える。
映画でアルツハイマー病を患うスジンに扮した彼女は、売れっ子弁護士から生理現象さえ自ら調節できない患者の姿まで、一人の人物のさまざまな変化を幅広く演じ切った。
26日、リモートで会った彼女は「撮影する間は私の日常で、ソ・ヒョンジンはほとんどなかったほど、たくさん泣いてスジンとかなりくっついていたようだ」と回想した。
ソ・ヒョンジンは劇中、スジンの病状が次第に進行してからは、メイクアップなしに演技に臨んだほど、役柄に集中したとしながらも「結果が満足ではない」と残念がった。
彼女は「また戻るからといって (演技を)もっと良くできる自信はないが足りない部分がたくさん見えて、『まだまだだな』という気がとてもした。それでも『ここまで没頭できる状態があるんだな』と感じられた。これから演じる時に、キャラクターと私をさらに密着させ、果敢に表現してもいいと思わせてくれた作品」と語った。
2年前台本を初めて受け取った時、アルツハイマー病を患い亡くなった祖母が思い浮かび、たくさん泣いたというソ・ヒョンジンは、演技をしながらも祖母の生前の姿をたくさん思い出したと述べた。
ただ映画が30代の若い年齢でアルツハイマーで記憶を失っていくスジンと彼女を見つめる父親のイヌ (アン・ソンギ)の物語を描いただけに、過度な新派に映るのではと心配も多かったと吐露した。
彼女は「泣かないことにした場面でもしきりに涙が出た」としながら、「あまりにも新派に流れるのではと心配も大きかったが、監督が率直で感情のままに演じるのが正しいと思うと言ってくださりおもむくままに演じた」と述べた。
同じ素材を扱ったこれまでの作品の数々との差別点を尋ねると、「アルツハイマーの患者を扱った内容だが、それはベース (基本)に過ぎず、家族間の絆を扱った作品」だと説明。
父と娘のタッグを組んだ俳優アン・ソンギについては、「先生と一緒に映画をやってみるということ自体が私にはとても良い機会だった」としながら、「喜怒哀楽がすべて盛り込まれた目が一番印象深かった。あんなふうに年を取りたいという思いになったほど」だと述べた。
ドラマ「ファンジニ」などをはじめ、主にTV界で活躍してきたソ・ヒョンジンは、『カシオペア』が自身にとっては非常に大きな挑戦だったと明かした。
さらに「映画で大きな役を演じて (演技を)お見せするのが初めてだと思うので、とても緊張している。スクリーンの中の私の姿が不慣れに感じられるのではないかと、または私の顔がスクリーンに適合しないかと心配も多かった。それでもあまり不慣れに見えなくて良かったと思う。今後も映画を通じてドラマでお見せできなかった演技やジャンルを披露できたら幸い」と付け加えた。

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