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韓国映画、カンヌ国際映画祭で多くの人を魅了

2022年05月26日

今月17日から開催されているフランスのカンヌ国際映画祭で、韓国映画が多くの人を魅了している。
コンペティション部門に進出したパク・チャヌク監督の『別れる決心 (原題:헤어질 결심)』は、192カ国に先行販売され、カンヌフィルムマーケットで披露された他の韓国作品も、例年より注目されている。
特に、届きそうで届かない2人の人物の感情を鋭い感覚で描いた『別れる決心』は上映後、5分間のスタンディングオベーションを受け、公式記者会見では、各国の記者からの熱い歓声を浴びた。
タイの配給会社代表は、こう語る。
「今、バンコクのどこに行っても韓国食堂がある。コロナ禍でタイの人々は韓国のTVシリーズにすっかり魅了されたためだ」
大詰めに向かうカンヌ国際映画祭は、28日の閉幕を前に、錚々たる招待作を次々と公開している。
他のコンペティション部門の作品の勢いもあなどれず、受賞結果に対する関心は高まるばかりだ。
また、今回のカンヌ映画祭では、言語の壁を超えた映画が多く招待されているという点が目を引く。
映画『ベイビー・ブローカー』も例外ではない。俳優ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン (IU)など、韓国の俳優が出演するが、メガホンは日本の是枝裕和監督が取った。
「注目すべき視線」部門に招待された『Return to Seoul』も俳優オ・グァンロク、キム・ソニョンが出演するが、監督はフランス人だ。
「1インチほどの壁を乗り越えれば、はるかに多くの映画を楽しむことができる」というボン・ジュノ監督の言葉のように、映画の世界にある壁はたった1インチなのだ。
言語と国の壁を越えようとする試みが、このまま続いていくことを期待せずにはいられない。

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