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イ・チョヒ、「『一度行ってきました』のダヒと実際の私は60%のシンクロ率、彼女のために最善を尽くした」

2020年09月15日

愛嬌のある声で「サドン(韓国語で相舅を意味する言葉)~!」と叫ぶキュートなキャラクターで多くの愛を受けた女優のイ・チョヒ。
ドラマ「一度行ってきました」の放送終了前に書面インタビューを通じて会った彼女は、「これまで演じた作品の中で最も意味深い作品」だとし、ドラマのおかげで得た人気に「本当にありがたい」と述べた。
 
週末ドラマの末っ子カップルはいつも話題の中心だったが、「一度行ってきました」の中の“姻戚カップル”の人気は格別だった。
イ・チョヒとイ・サンイは、外柔内剛な性格の末娘のソン・ダヒと、そんなダヒに少しずつ夢中になっていくユン・ジェソクをそれぞれ相性ぴったりに演じ切り、ドラマ全体の話題性をリードするのに輝かしい功績を立てた。
イ・チョヒは人気を実感しているのかという質問に次のように答えた。
「撮影が忙しく、新型コロナウイルス感染症により撮影現場以外に外出することができず分からない」としながらも、都市ガスの検針員が自分に「ドラマよく見てます」と声をかけられたエピソードを思い出した。
当時彼女はマスクを着けノーメイクだったが、検針員が声だけを聞いて自分であることに気付き驚いたと述べた。個人へのプレゼントではない“カップルプレゼント”も「一度行ってきました」のおかげで初めてもらったという。
見た目は可愛いが中身はしっかりとした末娘のソン・ダヒに対する彼女の愛情は、他の視聴者と同じだった。
彼女が書いたインタビュー用紙には随所に愛情がたっぷりあふれていた。
イ・チョヒは「ダヒにはすべてのことがありがたい。私がダヒであることができて幸せで感謝した。あなたのために私が最善を尽くした。心から愛している」とコメント。
キャラクターの消化力がとてもよかったために、まるでイ・チョヒがソン・ダヒであるようだったが、実際の彼女は「人の面倒をよく見るほうだが、いくらそうでもダヒのようにはなれない。シンクロ率は60%」だと述べた。
イ・チョヒが定義したソン・ダヒの“かわいいポイント”は、「きれいに見せようと欲張らないこと」だった。
劇中、終始女性キャラクターがメガネをかけて登場するのは、外見至上主義が根深い番組システムでは珍しいことだった。
中盤には、ダヒがメガネを外してほしいという一部の視聴者から意見も出た。しかしイ・チョヒは「ダヒが誰かによく見せるために、きれいに見せるためにコンタクトレンズをするような子なのか、メガネをかけるような子なのか、考えてみると答えは簡単だ」と力説。
途中でメガネを外したい欲も生じたが、外見的なことに重きをおかないのがダヒの性格だと思い、メガネの材質を変えるなどオシャレ感も演出したという。
キャラクターに対する愛情がとても深くて大変でもあったと告白。
彼女はダヒのキャラクターについて「少しでも間違えるともどかしく見えることもある。シーンの流れについて、ここではこの程度のラインや感情の分配を流れ通りに徹底的に演じようとした。これまでこうしたことはなかったが、ダヒはそうしなければ重心がつかめなかった」と付け加えた。
イ・チョヒは2011年にイ・ジェフンやパク・ジョンミンらとともに出演した独立映画『Bleak Night(原題:파수꾼)』で注目を集めた。
その後、スクリーンとお茶の間を行き来しながら活動してきたが、2017年のドラマ出演後は3年間姿を見せなかった。「一度行ってきました」は3年ぶりの復帰作だ。
彼女はブランクの理由について「休息が必要だった」と打ち明けた。
また「今はよくなったが、母の体調がよくなかったので、当時は母のそばにいなければならず、そうしているうちにブランクの時間が長くなった」と述べた。
「一度行ってきました」に出演したことも、当時病院で母を介護していた経験によるものだった。
週末の夜になると、皆の病室が“7チャンネル(KBS 2TVのチャンネル番号)”に大集結するのを見て、母親が好きな週末ドラマに必ず出演したいと祈っていたという。
100部作の週末ドラマという長い道のりを終えたばかりなので、しばらく休息を取る予定だ。
復帰する時に人々がこれ以上見るものがないと思うのではと心配だったという彼女は強調した。
「結果的に見た時、何はともあれ私は今回も最善を尽くしたと、そして自分を信じている。ずっと成長している」

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