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女優パク・シネ、その鮮烈なデビューから興行俳優までの道のりを紐解く

2020年02月14日

子役時代から安定した演技力を見せ、今は立派な“興行俳優”としての地位を確立した女優パク·シネ。
多くの子役俳優の鑑となっている彼女の成長過程と魅力を探ってみよう。
パク・シネといえば、バラエティ番組「ハッピートゥゲザーシーズン3」にゲスト出演した女優のキム·ソンリョンが「息子は私にはまったく興味がないのに、『パク·シネはキレイだ』と目がない」と“嫉妬心”を明かしたことでも知られている。
見ているだけで「キレイ」という言葉が自然と出てくる完璧な“母胎美女(生まれつきの美女)”だ。
今は作品の主演俳優として、興行の責任を負うまでに成長した姿が板に付いている彼女の出発点はどこにあるのだろうか?
彼女が持つ特別さを一目で見抜いたのは歌手のイ·スンファンだった。
パク・シネは2003年、イ・スンファンのミュージックビデオ「Flower」を通じて正式に芸能界活動を開始した。
イ·スンファンは自らオーディションを通じて彼女を選んだそうで、「私が初めて小学校6年生の時に抜擢した。とても美しく明るい子だと思った。礼儀正しく優しいと定評があるように、今も私の公演があれば必ず足を運んでくれて、“おじさんと姪”のような関係になった」と明かしている。
そしてイ·スンファンが見出したパク·シネの可能性はたちまち立証されていく。
ドラマデビュー作ではチェ·ジウが演じたヒロインの子供時代の熱演を繰り広げ強烈な印象を残した。
当時を振り返るトーク番組ではユン・ゲサンから「ビンタを食らうシーンをよく覚えている。あまりにも強く殴られていたので『あの子殴られて気絶したんじゃないか』と心配になった」と問われるとパク・シネは、「今見たら『本当に痛かっただろうな』と思うが、当時はそんなことを感じなかった」と振り返った。
パク·シネが頬を殴られた場面を印象深く覚えているスターが他にもいる。まさしくその当時彼女ことを殴った本人、女優のイ·フィヒャンである。
イ·フィヒャンは「シネちゃんがきれいなヘアピンをしていたが、そのヘアピンが飛んでいってしまうほど強く当たった」としながら、「それにもかかわらず、シネちゃんはよく受け入れてくれた。それはどんなに痛かったことだろう…。痛みも躊躇せずにその演技をうまく受け止めてくれたので、そのシーンが名シーンと呼ばれるようになったのでは」と明かした。
そんなパク・シネは役柄を問わずさまざまな作品に出演しながら演技に磨きをかけてきた。意味深い10代を送った彼女は20歳になった2010年に、ターニングポイントとなる作品と出会う。
アイドルバンドのメンバーになった男装女性の話を描いたドラマが韓国を越えてアジア全域で大きな人気を呼び“韓流女神”として急浮上したのだ。
そんな人気に後押しされて、韓国女優としては初めてアジアツアーを成功させた。
このような自らの成功に対してパク・シネは「もちろん他の俳優さんたちにもこのようなチャンスは回ってくるが、せっかく私に来たチャンスを必ず掴みたいと思った」と力説している。
その後、20代を代表する女優に躍り出たパク・シネは、お茶の間だけでなくスクリーンでも頭角を現わし始めた。
2013年に公開された『7番房の奇跡』を通じて“千万映画(1000万人の観客を集める映画)”の主人公を演じた。
作品ごとに話題を呼ぶパク·シネ。大衆を虜にした彼女の魅力は一体何だろうか。演技力に加え、歌手に劣らない歌の実力まで備えているそうだ。
持ち前の美しい声で出演作品のテーマ曲を歌う一方で、「My Dear」など自分だけの音色が盛り込まれた音源をリリースしたりもしている。
芸能人として完ぺきな才能を持つ彼女は実生活ではどのような姿なのだろうか。
彼女のボーカルトレーナーであり長年の友人でもある女性ソロ歌手のジェイミーは「彼女はとてもキレイで端麗なルックスの持ち主だが、思ったよりもさばさばしていて、とても素朴で気さくな性格」としながら、「釜山旅行に2人で一緒に行ったことがあるが、周りからパク・シネだということを気付かれても嫌がらずにむしろすごく喜んで挨拶していた」と振り返った。
2011年からは飢餓対策弘報大使として韓国内外の児童をサポートしたり、助けが必要なところに手を差し伸べる善良な性格の持ち主だ。
パク·シネは「今すぐには難しいが韓国のオードリー・ヘップバーンと言われたい」と目標を明かしている。
夢に向かい着実に邁進しているパク・シネ。波乱万丈の20代を送り、いつの間にか今年30歳を迎えることになる。今月18日がその記念すべき誕生日だ。
イ·フィヒャンは「シネちゃんがいつも元気で、視聴者に愛される役者になることを心から願っている」とメッセージを残した。
これからもさまざまな姿を見せてくれることをファンのみならず、多くの人々が期待しているだろう。

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