KBS WORLD

俳優の熱演を後押しする特殊メイク その裏に隠された俳優の苦労エピソード公開

2020年02月13日

俳優は、さまざまな作品の中で歳月を超えて老人になったり、現実には存在しないキャラクターになったりする。
俳優の熱演を後押しするものは何だろうか。
それはまさに、特殊メイクだ。
カリスマ俳優ペ・ジョンオクも新作映画『潔白(原題:결백)』で型破りな特殊メイクを披露した。
同作品は、殺人事件の容疑者として追われた母親の無罪を証明しようとする弁護士の娘を描いた。
劇中ペ・ジョンオクは急性認知症を患い、悔しくも濡れ衣を着せられた母親役を担った。
この作品で、ぺ・ジョンオクの熱演ほどに話題になったのは、20年の歳月が流れた様子を表すため施した老人の特殊メイクだった。
「キャラクターを完璧に表現するため、入れ歯から皮膚、爪まで特殊メイクを施した」とぺ・ジョンオク。
母娘として呼吸を合わせた後輩俳優シン・へソンには特殊メイクした姿を見せないように隠れて過ごしたという。
ペ・ジョンオクは「(劇中、母娘が)とても長い間、縁を切って暮らしてきたので、私の老いた姿をぱっと見た瞬間に湧き上がる感情が重要だと思った。だからへソンが部屋に入ってこようとした時は、入らせないようにした」と撮影中のエピソードを明かした。
特殊メイクで苦労したスターは、少なくない。
映画『使者(原題:사자)』で蛇柄の皮膚を持つ悪役を演じたウ・ドファンもその一人だ。
彼もやはり「(特殊メイクを施す時間は)だいたい早ければ5時間。余裕を持って7時間くらい見ておけば、少し休みながらやっていけた」とその苦労を明かした。
大変な特殊メイクを終えて撮影に入ると、また別の問題が発生したという。
「(特殊メイクを施した状態で)パク・ソジュン先輩とアクションをしなければならなかった。撮影しながら途中どこかが破れたら、それを直すのも大変だった。だから先輩が優しく殴ってくださったり、少し逸らして殴ってくださったりした」と周りの助けを得ながら撮影したことを明かした。
映画『時間回廊の殺人』に出演したキム・ユンジンも25年という時間差を行き来するキャラクターのため、特殊メイクをしなければならなかった。
彼女は「糊を顔全体に塗り、ドライヤーで乾かした。そしてシミやメイクをその上に施した。糊を塗るのは1回ではなく、時には3回塗ったりもした。どんな感じかと言えば、全身から水分がすべて抜けていくような感じ」と特殊メイクの辛さを語った。
特殊メイクを施して老人になったものの、このことを忘れてNGを出したこともあったとか。
「若い“ミヒ”から歳をとった“ミヒ”を一日で演じることもあったので、時々混乱した。歳をとったミヒが恐れ逃げ惑うシーンで、あまりにも早く逃げてしまった。身軽に動いてしまったので監督から“それは違うと思う。もう少しゆっくり逃げて”と言われた」と明かした。
演技のためなら、時間と苦労も惜しまない俳優たち。これからもどんな驚きの変身をとげるのか、期待してみていきたい。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事