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クォン・サンウ、ジャンルを問わず果てしない演技への情熱を保つその俳優人生を振り返る

2020年01月24日

韓国芸能界で“モムチャン(鍛え上げられた美しい体つきのこと)”といえば俳優のクォン・サンウが思い浮かぶだろう。
今年デビュー20周年を迎えたクォン・サンウ。彼が主演を務める新作映画『ヒットマン(原題:히트맨)』が現在韓国で公開中だ。
アクションとコミックが絶妙に調和した新作『ヒットマン』は、WEBコミック作家になった元国情院要員が1級機密をマンガに描いたことから巻き起こる物語を盛り込んでいる。
WEBコミックを描く伝説の要員役を演じるクォン·サンウは今作でも華やかなアクションで注目を集めている。
先日ソウル市内で開かれたマスコミ試写会でクォン·サンウは「やはり“暗殺要員”というスペシャルな役だったから、部分部分、精巧なスキルが必要なアクションが、少なからず各シーンごと一つずつあったと思う」と振り返った。
またクォン·サンウは劇中、アクションだけでなくコメディまで完ぺきに演じ切った。
チェ·ウォンソプ監督は「コメディと華やかなアクションができる俳優は、韓国ではクォン·サンウさんが一番だと思った。クォン·サンウさんをシナリオ段階から念頭に置いて書いてキャスティングすることになった」と明かした。
特に先輩俳優チョン·ジュノとの相性ぴったりの演技がこの作品の見どころの一つだという。
チョン·ジュノもクォン·サンウと作業した時間が有意義だったそうで、映画では初めての共演だとしながら、「何も言わなくてもシュートさえ決めればお互い目つきや行動を見るだけで『私たちは今、上手くやってるんだな』と感じるほど先輩を配慮してくれた」と絶賛した。
クォン・サンウは2004年に映画『マルチュク青春通り』を通じてアクションスターとしての可能性を初めて示した。その後『美しき野獣』や『宿命』などに出演しその実力に磨きをかけ続け、2012年、映画『ライジング・ドラゴン』で共演した世界的アクション俳優ジャッキー・チェンに認められるようになった。
ジャッキー・チェンは撮影を振り返り「クォン·サンウさんは素晴らしいアクション俳優だ。元々タンブリングをするのは容易ではないが、足を怪我したのに本人が代役を使わないと言った」とコメントを残している。
歳月が流れ、いつのまにか40代半ばになった彼のアクションは依然として大衆を虜にしている。
KBSドラマ「推理の女王」シリーズでは高難易度のアクションを見事に披露し、昨年公開された映画『神の一手:グィス編』ではCGのようなシーンを自ら演じ話題になった。
この映画で共演したウ·ドファンは「僕も先輩の『マルチュク青春通り』を見て育ったので、今もなおアクションに対する情熱を持ち、体を管理されている姿を見て多くを学んだ」と尊敬の眼差しを送った。
武術監督を務めたキム・チルジュン氏も「アクションがとても上手だ。トレーニングをした時、1日、2日ぐらいかかりそうなことでも2、3時間で全部覚えてしまった」と称賛を惜しまない。
スターダムに上った彼の過去の作品中で活舌の悪さからその演技力に論議が起こったこともある。
トーク番組「ハッピー・トゥゲザー」に出演した際にもクォン·サンウは「ドラマの名台詞をよくマネされる。でも正直、僕はそういうのはあまり気にしない。なぜならそれだけ覚えてくださっているということだから」と明かし、過去の作品がSNSなどにアップされているのを見るのが楽しいと述べた。その理由は「大衆の隣にいられるから。正直、人が一番悲しいことは、人々から忘れられることだと思う」とポジティブさを発揮し、共演者をうなずかせていた。
そんなクォン・サンウはチョン·リョウォンをはじめ、ハ·ジウォン、イ·ボヨン、スエ、チェ·ジウ、キム·ハヌルなどと恋人役で共演してきた。
しかし、クォン·サンウの心を盗んだ女優は別にいることは周知の事実である。
2008年に夫婦の縁を結んだ女優のソン・テヨンとは結婚13年目に入り、彼の妻への愛は一層深まったようだ。
クォン·サンウは番組に出演した時も「妻は朝寝て起きた時の何もメイクしていないそのままの姿がとてもきれいなので、正直飽きない」と惚気てみせ現場の感嘆を呼んだ。
今ではソン・テヨンの気分を察するノウハウまで身に付けたようだ。
彼は「気分がいい時はSNSのプロフィール写真がうちの子どもたちの写真とかになっている。たまに雰囲気が悪いと荒涼とした写真になっているので、『これは家に早く帰らなくては』と思う」と“家庭内暴露”も欠かさなかった。
俳優として夫として常に最高の姿を見せるクォン·サンウの活躍からますます目が離せない。

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