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“椿の花咲く頃”に出演のイ・ジョンウン 「様々な母親の姿が見え、意味深かった」

2019年12月05日

「全盛期を迎えているような気がする。心の準備をしなければ」
こう語るのは、俳優のイ・ジョンウン。彼女は今年、カンヌ国際映画祭のパルムドールに輝いた映画『パラサイト 半地下の家族』から、大ヒットドラマkBS2TV「椿の花咲く頃」まで、カメレオンのような魅力と演技力で最高の一年を送った。
特に彼女は「椿の花咲く頃」でトンベク(コン・ヒョジン)の母親、チョンスク役を担い、涙を誘う母性愛を表現した。
イ・ジョンウンは、ドラマ放送終了後の4日、江南区(カンナムグ)論峴洞(ノニョンドン)で行われたインタビューで「出演オファーをいただいた時、ドラマの素材が認知症だったため、他局で出演したドラマのイメージと重なるのではと躊躇した。しかし、制作陣が“違うストーリーになる”と説得してくれ、やることになった」と述べた。
彼女は「コン・ヒョジンさんとは10歳差なのに、彼女の母親役を担った。5歳差の俳優を相手に30歳上のキャラクターを演じたこともある」と笑った。また「コン・ヒョジンさんの持つ自然体な演技と気配りのおかげで楽に演技できた」と強調した。
イ・ジョンウンは「椿の花咲く頃」の意義を「様々な母性を照らし出した点」だとした。
「現代社会では、大家族が崩壊している。血を分けていなくても、新しい繋がりはできると思う。中年になり、そのように考えることが多くなった。チョンスクも一般的な母親ではなかった。様々な“母親”の姿が見える作品だったので意味深かった。“ドラマを見た後、自分の母親に電話したくなるようなドラマ”であればいいなと思った。」
彼女は続いて、ヨンシク(カン・ハヌル)の母親役のコ・ドゥシム、トンベクの息子役のキム・ガンフンとの「ケミ」(ケミストリー、調和)をアピールしながら、「コ・ドゥシムさんは、現場での演技を見ているだけでも勉強になる。本当にお近づきになりたい先輩だ。ガンフン君は何をしてもかわいい」と振り返った。
イ・ジョンウンは漢陽大学の演劇映画科出身だ。1991年に演劇「真夏の夜の夢(原題:한여름밤의 꿈)」でデビューし、長年舞台女優として活躍してきた。
これまで情にあふれ、心暖まる中年キャラクターの役を主に演じてきた彼女は、様々なドラマや映画に出演し、その演技力で大衆に大きな印象を残した。特に『パラサイト 半地下の家族』では、第40回青龍映画賞で助演女優賞を受賞した。現在、次回作の出演オファーや広告モデルのオファーなど、まさにひっぱりだこだ。
イ・ジョンウンは「過去に演劇をしたくて飛び出したことがある。経済的に困難だったが、家は明るかった」とし「他人がうまくいくと、それを妬む人もいるのに、このように褒めてくださり有り難い。来年も私のペースでやっていきたい」と述べた。
彼女は続いて「私の年齢で化粧品の広告までやるとは思ってもみなかった。好きになってくださりありがたい。次は医療ドラマやアクションにも挑戦してみたい。メロはあまり興味がない。女優は、誰かを愛していなければならないと言うが、愛の種類にはいくつかあり、私は“博愛”の方に興味がある」と話した。
実際の恋愛経験を聞くと、彼女は「若い時は、たくさん恋愛したが45歳頃に終わった。だけどまだわからない」と笑った。理想のタイプは、気楽な友達のような人だとした。

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