KBS WORLD

キム・ゴウン「90年代も今も感情や悩みは似ている」

2019年08月22日

「初恋」、「青春」という言葉がよく似合う女優キム・ゴウン(28)が映画『ユ・ヨルの音楽アルバム(原題:유열의 음악앨범)』で自身とぴったり合う役を演じた。
同映画でキム・ゴウンは、愛すると同時に挫折しながらもまばゆく光る、青春の“ミス”を演じた。
22日、三清洞(サムチョンドン)で会った彼女は、「映画自体は日常に近い、流れゆく話で、目立つ大きな事件もないのに、その中に大きな共感を呼び起こす力があった」と振り返った。
「“ミス”とヒョヌ(チョン・ヘイン)の恋愛感情も共感でき、劇中、“ミス”が“私が出来損ないだとすべてが劣って見える”というセリフがある。私が感じてきた感情でもある。私だけ出来損ないである事が、悔しいし、すべて悪く見たいという嫉妬。誰でもそういう気持ちは感じた事があると思う。そのような事を言う“ミス”がかっこよく見えたりもした」
ずっとすれ違う二人の男女については、「もどかしかったが、深く考えると、彼らのその時の感情や状況を理解できるようになった」と笑った。
映画は、90年代を再現しており、レトロな感性を刺激する。1991年生まれのキム・ゴウンは「その時代だからと言って、特別なアプローチはしなかった」と話した。
「その時代でも、感性は似ていると思った。年齢が与える感情や悩みは一脈相通じている。ただ、その時代の方が、もう少しゆっくり進む感じはあった」
彼女は「手紙を書く事も好きだし、キム・ドンリュル、イ・ジョク、 Lucid Fall 、NELLの音楽が好きだった」と付け加えた。
デビュー作『ウンギョ 青い蜜』の監督でもあるチョン・ジウ監督と今回の映画で再会した。それほどキム・ゴウンにとっては特別な縁である。
「『ウンギョ 青い蜜』の時は、本当に何も知らなかった。監督にすべてを任せ、私は演技に気を使った程度だった。その後、6年間、演技活動をしながら、私もたくさん成熟したと思う。今回は監督の助けになりたいと思った。監督はディレクションをくださる時、正確に話す代わりに、枠組みを言う方なので『ウンギョ 青い蜜』の時は、それが本当にありがたかった。今回は(ディレクションを)理解する時間を短縮したかった」
彼女は「監督が初めて『ユ・ヨルの音楽アルバム』の草稿を渡しながら、“この時期のキム・ゴウンに、このオーラを込めたい”と言った」と振り返った。
デビュー以来、映画『コインロッカーの女』(2015)、『メモリーズ -追憶の剣-』(2015)、『ケチュンばあちゃん』(2016)、『辺山(原題:변산)』(2018)やドラマ「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」(2016)、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(2016〜2017)などで活躍した彼女は、「“ミス”のように崩れるような感じを受けたこともある」と打ち明けた。
「“トッケビ~君がくれた愛しい日々~”の後だったが、私が小さくなるような感じがした。自尊心が崩れた。どのようにまた積み上げなければならないのか方法が分からず、6カ月間、一人だけの時間を持った。多くの人に顔を知られ、私が一気に結果を出したのだと慰めながら、少しずつ克服した」
キム・ゴウンはキム・ウンスク作家の新ドラマ「ザ・キング:永遠の君主」と映画『英雄(原題:영웅)』を準備中だ。同映画は、ユン・ジェギュン監督がメガホンを取り、ミュージカル「英雄」を映画化した作品だ。
「私の出番は、多くないが、ソロ曲が3曲もあり、難易度が本当に高い。ボーカルトレーニングもしてレコーディングもするが、歌が本当に下手だった。カラオケでは上手に歌えるのに…」

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事