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「会社に行きたくない」のソ・ジュヨン、「長所や短所だけの人なんていない」

2019年06月13日

KBS2TV「会社に行きたくない(原題:회사 가기 싫어)」は“リアルオフィスドラマ”を描くモキュメンタリーだ。ドキュメンタリーとドラマ、シットコム(シチュエーション・コメディ)の境を行き来する個性の強いこの作品で、新人女優ソ・ジュヨン(26)は、入社3年目の会社員イ・ユジンを演じ、視聴者の注目を集めた。

 

最近、光化門で会った彼女は、「母と一緒に外出すると、私に気づいてくれる方が結構いる」と笑った。

 

彼女は「会社に行きたくない」以前、「ちっぽけでも大丈夫(原題:하찮아도 괜찮아)」というウェブドラマでも会社員を演じた。「ちっぽけでも大丈夫」は“共100%”のオフィスドラマで、彼女が「会社に行きたくない」にキャスティングされたきっかけとなった作品だ。ソ・ジュヨンは「オフィスドラマという点だけを除けば、二人のキャラクターは全然違う」と説明した。

 

「“ちっぽけでも大丈夫”が主人公を中心に進むドラマだとすると、“会社に行きたくない”はエピソードごとに主人公が異なる。部長の話も出て、すべての年齢層が楽しむことができるドラマだと思う。私のキャラクターも、くよくよする“超小心者”な性格から上司に些細な復讐をする性格に変わった」

 

ドラマはエピソードごとに多様な人物を一人ずつ照らしながら、職場内で誰でも経験しそうな内容を扱う。非正規雇用の問題、ワーキングママの悲哀、職場内のセクハラなど、重いテーマもいとわない。

 

「放送を見たら胸が痛くなった。みんなが良くも悪くもあると思う。放送を見ながら視聴者の反応をリアルタイムで確認した。普段私は悪口を言われるキャラクターではなかったが、9話では少し悪口を言われた(笑)。人それぞれ長所や短所がみんなあると思う」

 

“イ・ユジン”というキャラクターは、実際周りを見ながら研究した。ソ・ジュヨンは「会社員の友人が多いので助けてもらった」と話した。

 

「親友が経営している会社の話を聞いて、キャラクター像を積み重ねた。また劇中、“ユジン”がストレスのせいで円形脱毛症になる設定があったが、これをどのように演じなければならないのか悩んだ。しかし、デザイン系の仕事をしている友人が実際に経験したことがあると聞いて、“これは日常的な出来事なんだ”と感じた。そういうところから、少しずつ助けてもらった気がする」

 

2017年、俳優パク・ボヨンと共に出演したマウスウォッシュのCMで芸能界にデビューした彼女は、モデルとして活動した後、演技に魅力を感じ演技の世界に飛び込んだ。

 

「小さいころから、何になりたいというような夢はなかった。ただ、たくさん旅行に行く事が夢だった(笑)。たまたまMVの撮影をすることになり、映像の中の自分の姿を見るのが面白くて、ワクワクした。演技のレッスンを受けてみると、モデルの写真撮影と違い、躍動感を感じられ、そこに魅了された。今はまだ私の演技する姿を見るのが楽しい」

 

オフィスドラマ2作品を立て続けに撮影した彼女は、「他のジャンルもやってみたい」と笑った。

 

「特にロールモデルとする俳優はいない。周りにいる知人がロールモデルで、目標は“自然な人”になること。自然な人、自然な俳優になれば、私の演技も安心して見られるのでは」

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