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バルム・ドール賞『寄生虫』、韓国の観客も虜に…チケット予約販売率第一位

2019年05月27日

ポン・ジュノ監督作『寄生虫』が今月30日に韓国国内にて公開が開始される。
『寄生虫』は韓国映画100年史上初の世界最高権威である第72回カンヌ国際映画祭2019にてパルム・ドール賞を受賞した作品である為、興行面でも‘カンヌお墨付き’の恩恵を受けると予想される。
実際に今月26日に受賞の報道が流れて以来、映画に対する期待感が大きくなりチケット予約販売率も急激に上がっている。
今月27日、映画振興委員会 映画館入場券 統合ネットワークによると『寄生虫』は5月27日午前8時時点でチケット予約販売率が41.5%、予約観客数は8万7599人で第一位を独走している。
『寄生虫』は総制作費150億ウォンから160億ウォン(日本円で約14億~15億円)程度で、損益分岐点は370万人と伝えられた。しかし、この作品は全世界192カ国で事前販売され、ある程度制作費が回収できている為、損益分岐点は更に低くなると見られる。
『寄生虫』は全員が失業者であるキテク家の長男ギウがパク社長宅の高額家庭教師の先生となり起こる予期せぬ出来事を扱ったブラック コメディーである。貧しい家庭と富裕層の家庭の話を通じて経済格差問題を扱っている。
ポン・ジュノ監督のいくつかの作品のように作品性と芸術性、大衆性の要素が均等に入っている点が特徴である。1000万人を動員する俳優 ソン・ガンホなどの錚々たる主演だけではなく、味のあるセリフ、大衆的な素材などで好評を得る可能性が大である。
ユン・ソンウン映画評論家は「この作品はこれまでポン・ジュノ監督の映画が証明されているように芸術性と大衆性のバランスが均等になっている映画である」としまた「韓国をはじめ全世界の方々にジャンルを行き来する楽しい映画的な経験と一緒に経済格差、上下関係などの社会的イシューに対して幅広くアピールする事が出来る作品である」と評価した。

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