「科学カフェ」ゴボウ、皮ごと炒めて食べると腸に最高!
2010年07月06日

海苔巻きの材料でよく使われるゴボウ。そんなゴボウが腸の健康に良いという。6月28日の「科学カフェ」では根菜の中、食物繊維がたくさん含まれていて腸のクリーナーと呼ばれるゴボウを科学の目で探ってみた。
ゴボウは糖質の多いアルカリ性食品でカリウム、カルシウム、リンのようなミネラル成分がたくさん含まれている。そして、特にゴボウにたくさん含まれているのが食物繊維だという。食物繊維は野菜や果物、海藻類にたくさん含まれている成分やセルロースのようなものを指すが、食物繊維は高分子淡水化物で胃腸で消化されないので、たくさん食べると小腸と大腸を通過する便の量が増えて、腸の動きをよくするため快便につながるという。
特にゴボウのような繊維質の食べ物を一日25gずつ、毎日食べると大腸がんも予防できるそうだ。ゴボウのような食物繊維が肉などの肉類消化時に発生する発がん物質が体内で吸収される時間を減らしてくれて、早く体外に排出してくれるためだという。