朝鮮最初の女性巨商キム・マンドク、制作発表会見
2010年03月01日

「名家」の後続ドラマとして3月6日から放送する特別企画ドラマ「巨商キム・マンドク」が25日、済州島で制作発表会見を行った。
キム・マンドクとは、分かち合いの人生を通じて‘ノブレスオブリージュ(身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという欧米社会における基本的な道徳観)’の精神を伝えた済州島の実存人物で、「明成皇后」以来9年ぶりに歴史ドラマに復帰するイ・ミヨンが主人公を演じるということで、多くの期待を集めている。
花火のような人生を送ったキム・マンドクを演じるのは、3年ぶりに女優業に復帰するイ・ミヨン。
『ドキドキする。』と感想を伝えたイ・ミヨンは『実際に存在していた人物を演じるということにプレッシャーはある。その人物は私の役作りでしか視聴者の記憶に残らない。良い先輩たちと良いスタッフ、出演者のみなさんと一緒に楽しく撮影できるように努力する。』と意欲を表した。
一方、ドラマでキム・マンドクの精神的なよりどころとなる人物を演じるコ・ドゥシムは、キム・マンドクとの縁が特別だ。
コ・ドゥシムは1978年ドラマ「チョンファ」でキム・マンドク役を演じ、済州島出身としてキム・マンドク記念事業界の代表を務めているのだ。コ・ドゥシムは『私が生まれた故郷で大きな行跡を残した先祖の跡を追うことなのでとても緊張して、その意味も特別だ。』と感想を伝えた。